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建設業許可:タイル・れんが・ブロック工事で許可を取りたい!

タイル・れんが・ブロック工事に該当するもの

れんが・コンクリートブロック等で工作物を築造する工事や、工作物にれんが、コンクリートブロックタイル等を取付けたり貼付ける工事をいいます。
具体的には、コンクリートブロック積み(張り)工事、レンガ積み(張り)工事、タイル張り工事、築炉工事、スレート張り工事、サイディング工事、ALC工事ですが、特に他の業種と迷いやすい業種ですから要注意です。
中でも「築炉工事」、「サイディング工事」と「ALC工事」の3つは中々イメージがわきにくいかもしれません。

まず、「築炉(ちくろ)工事」は主に金属やガラスを加工するために溶かす炉を作る工事です。製鉄所の溶解炉のように巨大なものからピザ窯や陶芸窯といった身近なものまで幅広くあります。そして、ピザ窯はレストランの中にあるわけですが、ピザを焼くごとにレストラン全体が熱くならないのは、窯が耐火レンガや耐熱レンガで覆われているからこそです。また、築炉工さんからうかがった話ですが「定期的な修繕が必須な工事であるぶん、他の業種より世の中の景気に左右されにくい」そうです。

築炉工事のドキュメンタリーです。まさに職人技です。

次に、「サイディング工事」ですが、外壁に張る仕上げ用の板材のことを「サイディング」や「サイディングボード」といいます。以前はモルタル(砂とセメントと水を練ってつくられる外装材)仕上げが主流でしたが、1990年代以降はサイディングが主流になりました。モルタルを塗るよりも、すでに完成したサイディングボードを張っていく方が工期が短くなるので工費が抑えられる上に、クオリティが安定するからなのです。

そして「ALC工事」ですが、これも外壁に張る仕入れ用の板材のことで、セメント系素材の「サイディングボード」に対し、ALCはオートクレイブ養生した「軽量気泡コンクリート」と呼ばれるコンクリートの1種です。コンクリートと聞くと硬くて重いというイメージを持つ方もいるかもしれませんが、ALCは内部に気泡の穴が空いており、水に浸すと浮くほど軽量な素材(通常のコンクリートの約1/4の重量)です。

サイディング工事のイメージ

他の業種との違い

『屋根工事』との違い

「スレート張り工事」はスレートを外壁に張るなら『タイル・れんが・ブロック工事』、屋根をふくなら『屋根工事』になります。

『とび・土木・コンクリート工事』『石工事』との違い

「コンクリ・ブロック積み工事」は、『とび・土木・コンクリート工事』の①か『石工事』か『タイル・れんが・ブロック工事』の3つが想定されます。
区分けの大まかな考え方は、
・『とび・土木・コンクリート工事』・・・土木工事で規模の大きいコンクリートブロックの据付けを行う工事等

・『石工事』・・・建築物の内装・外装に擬石(天然石に似せた人造石)等をはり付ける工事や法面処理(お城の石垣をイメージして下さい)、土壌の横からの圧力で斜面が崩壊することを防ぐための擁壁をつくる工事

・『タイル・れんが・ブロック工事』・・・コンクリ・ブロックで建物を建設する工事(もちろん、エクステリア工事も含みます)

一緒に取得したい業種

とび・土木・コンクリート工事
塗装工事
防水工事

一般建設業で『工事』で専任技術者になるには

資格で申請

以下の資格のいずれかを保有している場合には、『タイル・れんが・ブロック工事』の専任技術者(※特定建設業の場合は別)になることができます。
・1級建築施工管理技士
・2級建築施工管理技士(躯体または仕上)
・1級建築士
・2級建築士
・技能検定 タイル張り・タイル張り工(2級は、合格後3年以上の実務経験)
・技能検定 築炉・築炉工(2級は、合格後3年以上の実務経験)
・技能検定 ブロック建築・ブロック建築工(2級は、合格後3年以上の実務経験)
・登録エクステリア基幹技能者
・登録タイル張り基幹技能者

学歴+実務経験で申請

以下に関する学科を卒業後、高卒であれば5年以上、大卒・高専卒であれば3年以上の『タイル・れんが・ブロック工事』に関する実務経験があれば、一般建設業における専任技術者になることができます。
・土木工学
・建築学

実務経験のみで申請

資格や学歴がない場合であっても、『タイル・れんが・ブロック工事』に関する10年以上の実務経験があれば、一般建設業における専任技術者になることができます。

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