【建設業許可を自分で申請】申請書(様式第1号)の書き方
①申請日
窓口に出す日を記載します。よって、作成段階では空欄にしておきます。
②宛名
知事殿
とありますが、千葉県知事許可の場合ならば、不要な部分は二重線で消して、「千葉県知事殿」と記載します。
千葉県知事殿
③申請者
かしわ電気株式会社
代表取締役 松戸 二郎
※事実上の所在地と登記上の所在地が異なる場合
二段書きにします。
(例)
(登記上)柏市柏1丁目1番地1号
(事実上)柏市柏1丁目2番地3号
個人の場合は、住民票上の住所が登記上の住所となります。
■氏名
・会社の場合~会社名と代表者名
・個人の場合~個人名
■押印
会社の場合~代表取締役印(法務局に登録してあるもの)
個人の場合~個人の実印
※都道府県によっては、印鑑証明書の提出が必要になる場合があります。
④行政側記入欄
何も記載しません。
⑤許可の有効期限の調整
すでに許可を持っている場合以外は関係ありませんので、新規の場合は「2」を記入します。
⑥許可を受けようとする建設業
一般建設業を取得する場合は、取得したい業種の欄に「1」、特定建設業許可を取得する場合は、「2」を記載します。
許可は建設業の業種ごとになりますので、1と2が混在することも当然あります。
建設業許可の種類:一般建設業と特定建設業の違い
建設業許可:営業所ごとに異なる業種で許可を申請したい
なお、新規許可の場合は、申請するときにすでに許可を受けている業種はありませんから、次の「申請時において既に許可を受けている建設業」の欄は空欄にします。
⑦商号又は名称のフリガナ
(株)、(有)、カブシキガイシャなどの記載は不要です。純粋に社名または屋号のみを記載します。
⑧商号又は名称
株式会社の場合は(株)、有限会社の場合は(有)、合同会社の場合は(合)などのように略称を使用してください。
⑨代表者又は個人の氏名のフリガナ
代表者や代表取締役などの肩書は不要です。姓と名の間は1マスあけるようにして、ダなどの濁点(半濁点も)は1文字として記載します。なお、支配人の氏名の欄は、「個人」で申請する場合で、支配人を選任し法務局に登記してある場合のみ記載します。
⑩市町村コード
全国の自治体には、それぞれ市町村コードと呼ばれる5ケタの数字が割り振られてますので、会社所在地の市町村コードを記入します。
総務省地方公共団体コード一覧表:2017年4月22日現在
※合併等で市町村コードは変更になる場合がありますので注意して下さい。
⑪主たる営業所の所在地
市区町村以下を記載します。丁目、番、号はハイフンを使って記載してください。
⑫資本金額又は出資総額
資本金額を右詰めで記載します。
※個人事業主の場合は記載しません。
⑬法人番号
13桁の法人マイナンバーを記載します。
以下より検索してください。
国税庁 法人番号検索サイト
また、申請時に窓口で検索結果の画面コピーの提示が求められる場合がありますので、印刷しておきましょう。
⑭兼業の有無
建設業以外に、兼業がある場合は「2」を記入して、その内容を記載します。
兼業の有無は許可要件の判定には一切影響しません。兼業売上が全体の99%でも許可要件を満たしていれば、許可は取得できます。
⑮経営業務管理責任者の氏名
経営業務管理責任者になる人の氏名を記載します。
⑯新規の許可の場合は「許可換えの区分」「旧許可番号」は記載しません